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LUMIXマイクロフォーサーズにおすすめのレンズ:G100D・G99M2・G9PROII・GH7で選ぶ標準・望遠・単焦点

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マイクロフォーサーズの強みは、レンズが小さく、望遠が軽いことです。センサーの対角がフルサイズの半分なので、画角は焦点距離の2倍相当になります。100-400mmのレンズが200-800mm相当になり、それでいて重さは約985gです。

この記事では、LUMIXのマイクロフォーサーズ機(G100D、G99M2、G9PROII(DC-G9M2)、GH7)に合うレンズを用途別に選びました。仕様の数値はメーカーの公表値です。

結論:目的別の1本

やりたいこと選ぶレンズ換算質量
とにかく小さくLUMIX G VARIO 12-32mm24-64mm70g
1本で広く使うLUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.624-120mm210g
写りと明るさLEICA DG 12-60mm F2.8-4.024-120mm320g
望遠を軽くLUMIX G VARIO 100-300mm II200-600mm520g
野鳥・飛行機LEICA DG 100-400mm II200-800mm985g
明るい単焦点LUMIX G 25mm F1.750mm125g

最初の1本なら、12-60mm F3.5-5.6が無難です。キットの12-32mmを持っているなら、次は25mm F1.7か、望遠の100-300mmを足すと撮れるものが増えます。

レンズを選ぶ前に知っておきたいこと

焦点距離は2倍で考える

マイクロフォーサーズの画角は、35mm判に換算すると2倍です。12mmが24mm相当、25mmが50mm相当、150mmが300mm相当になります。この記事の「換算」は、その値です。

ぼけは、同じF値のフルサイズより少なくなります。F1.7のレンズのぼけ量はフルサイズのF3.4相当です。ただし、光を集める明るさ(シャッター速度を稼ぐ力)はF1.7のままです。詳しくはセンサーサイズの違いにまとめました。

G100Dは、静止画のボディ内手ブレ補正がない

カメラによって、手ブレ補正の条件が違います。

カメラ手ブレ補正質量有効画素
G100Dボディの補正は動画の電子式のみ。静止画はレンズの補正を使う346g2030万
G99M2センサーシフト方式530g2030万
G9PROIIセンサーシフト方式658g2521万
GH75軸、Dual I.S. 2対応(7.5段)805g2520万

G100Dで静止画を撮るなら、レンズ名に「O.I.S.」が付くものを優先すると失敗が減ります。付属の12-32mmにも光学式の補正が入っています。25mm F1.7のように補正のない単焦点は、シャッター速度を速めに保って使います。

マイクロフォーサーズならSIGMAも選べる

LUMIXの純正に加えて、SIGMAのF1.4単焦点(16mm、30mm、56mm)もマイクロフォーサーズ用があります。換算では32mm、60mm、112mm相当です。

標準ズーム:最初の1本

LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6:迷ったらこれ

換算24-120mmを約210gでまかなう標準ズームです。最短0.2mまで寄れて、最大撮影倍率は0.27倍。風景から人物、テーブルの上の物まで1本で撮れます。手ブレ補正が入っているので、G100Dでも安心して使えます。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0:写りと明るさを上げる

同じ12-60mmで、開放F値がF2.8-4.0と明るくなります。約320gと、標準の12-60mmより110g重いだけです。望遠端で約1段明るく、最大撮影倍率も0.3倍まで上がります。G9PROIIやGH7に付ける標準ズームとして釣り合いの取れた1本です。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm / F2.8:全域F2.8で306g

ズーム全域F2.8で、換算24-70mm。約306gなので、フルサイズのF2.8ズームの半分以下の重さです。望遠側が70mm相当までなので、望遠が要らないなら候補になります。室内や夕方など、暗い場面でズームを使いたい人に向きます。

LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 II:旅行に1本

換算28-280mmの高倍率ズームで、約265gです。レンズ交換をしたくない旅行に向きます。広角端は28mm相当なので、室内や風景で少し狭く感じることがあります。ほかのマウントの高倍率ズームは旅行用レンズの記事にまとめました。

広角:風景と室内

LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0:換算16mmから

換算16-36mmの広角ズームで、約315gです。フィルター径が67mmなので、C-PLやNDフィルターを使えます。手ブレ補正は入っていないので、G100Dより、ボディ内補正のあるG99M2以上に向いています。

望遠:マイクロフォーサーズの本領

LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6:200gの望遠

換算90-300mmを約200gで撮れます。運動会や動物園、旅行の遠景に使うなら、まずこれで足ります。カバンの隅に入る大きさなので、持ち出す回数が増えます。

LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II:換算600mmを520gで

換算200-600mmで約520gです。フルサイズの600mmズームが2kgを超えることを考えると、重さは4分の1ほどです。手持ちで一日持ち歩けるので、航空祭のように三脚も一脚も使えない場所で強みが出ます。必要な焦点距離の考え方は飛行機撮影のレンズは何ミリ必要?にまとめました。

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II:換算800mmまで

換算200-800mmを約985gでカバーします。遠くの野鳥や機体を狙うなら、これが本命です。G9PROIIなら14コマ/秒のメカシャッター連写を組み合わせられます。望遠端はF6.3なので、曇りの日はISOが上がります。ほかのマウントとの比較は超望遠レンズの比較にまとめました。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0:明るさを取る望遠

換算100-400mmで、望遠端でもF4です。100-400mm IIより330g軽い約655gで、望遠端の開放F値は1段以上明るくなります(そのかわり200mmまでです)。屋内のスポーツや夕方の撮影で、シャッター速度を稼ぎたい人に向きます。

単焦点:小さいボディを生かす

LUMIX G 25mm / F1.7:最初の単焦点

換算50mm、約125gの明るい単焦点です。キットズームより暗い場所に強くなり、背景のぼけも増えます。手ブレ補正はないので、G100Dでは暗い場所でシャッター速度に気をつけてください。

LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7:街歩きに向く30mm相当

換算30mm、約115gの広角寄りの単焦点です。街歩きや室内のスナップに向く画角で、小さなボディに付けても大きさが変わりません。

LUMIX G 42.5mm / F1.7:人物に1本

換算85mm、約130gの中望遠です。光学式の手ブレ補正が入っているので、G100Dでも扱いやすい単焦点です。より大きなぼけが欲しいなら、LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2(約425g)があります。

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8:寄れる標準

換算60mmのマクロレンズで、約180gです。最大撮影倍率は等倍で、花や小物を大きく写せます。花の撮り方は花の撮り方にまとめました。

動画:GH7とG9PROIIで使うなら

LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7:ズームなのにF1.7

換算20-50mmのズームで、全域F1.7です。単焦点数本分を1本にまとめた形で、動画で画角を変えながら撮る人に向きます。約690gあるので、GH7のようなしっかりしたボディと組み合わせます。

続く焦点域には、換算50-100mmのLEICA DG 25-50mm F1.7(約654g)があります。動画向きのカメラの選び方は動画を撮るカメラの選び方にまとめました。

組み合わせ例(本体込みの重さ)

目的カメラ+レンズ合計の重さ
いちばん軽くG100D + 12-32mm約416g
日常に1本G99M2 + 12-60mm F3.5-5.6約740g
写りを優先G9PROII + LEICA 12-60mm約978g
望遠を手持ちでG99M2 + 100-300mm II約1,050g
野鳥・飛行機G9PROII + LEICA 100-400mm II約1,643g
動画GH7 + LEICA 10-25mm約1,495g

換算800mmまで届く組み合わせが1.7kgを切ります。ここがマイクロフォーサーズを選ぶいちばんの理由です。カメラの違いはGH7とG9PROIIの比較、G100DとG99M2の比較で確認できます。

よくある質問

OM SYSTEMのレンズは使えますか

同じマイクロフォーサーズ規格なので、物理的には装着できます。手ブレ補正や一部の機能の動きはレンズとボディの組み合わせで変わるので、各社の対応情報を確認してください。この記事では、仕様を確認できたLUMIXとSIGMAのレンズを取り上げています。

Lマウントのレンズは使えますか

使えません。S5IIなどのフルサイズLUMIXはLマウントで、マイクロフォーサーズとは別のマウントです。フルサイズ機のレンズはLUMIX S5IIのレンズ選びにまとめました。

キットの12-32mmは手放したほうがいいですか

手放さなくて大丈夫です。約70gと極端に軽いので、もう1本レンズを足したあとも「荷物を減らしたい日」の出番があります。