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LUMIX S5IIにおすすめのレンズ:写真と動画を両立する、Lマウントの標準ズームと単焦点

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LUMIX S5IIは、2420万画素のフルサイズに位相差AFとボディ内手ブレ補正を載せた、写真と動画の両方に強いカメラです。6Kの動画記録やV-Logに対応し、放熱のためのファンも備えています。外付けSSDへの記録などに対応したS5IIXも、ボディの基本は同じで、付けられるレンズもまったく同じです。

S5IIのLマウントには、パナソニック純正のレンズに加えて、SIGMAの多くのレンズがそのまま付きます。選択肢が多いぶん、迷いやすいマウントでもあります。この記事では、写真と動画の両方を撮る前提で、S5IIに合うレンズを用途別に選びました。仕様の数値はメーカーの公表値です。

結論:目的別の1本

やりたいこと選ぶレンズ質量本体込み
F2.8の標準ズームLUMIX S 24-60mm F2.8544g約1,284g
何でも撮れる1本LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.680g約1,420g
旅行を軽く1本でLUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.413g約1,153g
広い景色と自撮りLUMIX S 18-40mm F4.5-6.3155g約895g
背景をぼかす・動画の単焦点LUMIX S 50mm F1.8300g約1,040g

本体の質量は約740g(メーカー公表値)で計算しています。

S5IIのレンズ選びで押さえたいこと

純正とSIGMAの両方から選べる

Lマウントは、パナソニック、SIGMA、ライカが共通で使うマウントです。純正のLUMIX Sレンズに加えて、SIGMAのフルサイズ用ミラーレスレンズの多くをそのまま付けられます。同じ焦点距離で純正とSIGMAを比べて、重さや明るさ、価格で選べるのがLマウントの強みです。

ボディ内補正と、O.I.S.付きレンズの協調

S5IIは本体に手ブレ補正を持っていて、レンズに補正がない単焦点でも手持ちで扱いやすいカメラです。名前に「O.I.S.」と付くパナソニックのレンズでは、レンズとボディの補正が協調して働き、望遠や歩きながらの動画でブレを抑えやすくなります。

動画で効くレンズの条件

動画も撮るなら、写真とは別に見ておきたい点があります。ズームしても明るさが変わらない「F値通し」のズームは、ズーム中に露出が動きません。ジンバルに載せるなら、軽さとズームしても全長が変わらないことが効きます。単焦点では、パナソニックのF1.8シリーズ(18・24・35・50・85mm)は大きさとフィルター径(67mm)がそろえられていて、ジンバルに載せたままレンズを替えても、バランスの取り直しやフィルターの付け替えが少なくて済みます。

標準ズーム:キットの次に

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6:広角から始まるキットレンズ

S5IIのレンズキットに付く標準ズームで、約350gです。キットレンズとしては珍しく20mmから始まり、24mmや28mm始まりの標準ズームより一段広く撮れます。最短0.15mまで寄れて最大0.43倍の接写もできるので、料理や小物も大きく写せます。望遠側は60mmまでで、F5.6と暗めなのが弱点です(24-105mmとの比較)。

LUMIX S 24-60mm F2.8:F2.8を身軽に

ズーム全域F2.8を、約544gに収めた標準ズームです。望遠端を60mmにとどめることで、S PRO 24-70mm F2.8(約935g)より400g近く軽くなっています。最短0.19mまで寄れて最大0.3倍の接写もできます。F2.8通しなので、室内や夜の撮影、背景をぼかしたい人物に向き、ズーム中に明るさが変わらないので動画でも扱いやすいズームです(S PRO 24-70mmとの比較)。

SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary:軽いF2.8を70mmまで

F2.8通しで70mmまで届くSIGMAの標準ズームで、約470gです。LUMIX S 24-60mm F2.8より軽く、望遠側も10mm長い代わりに、広角端は28mmからになります。広い景色や室内を撮ることが多いなら24-60mm、人物や街のスナップで望遠側を使うならこちら、という選び分けです。

LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.:何でも撮れる1本

24mmから105mmまでをF4通しで撮れる標準ズームで、約680gです。名前のとおり最大0.5倍まで寄れるハーフマクロで、標準ズーム1本で花や小物の接写までこなせます。O.I.S.付きなので、ボディの補正と協調して働きます。F2.8より1段暗い代わりに、望遠側が長く、寄る力もあるのが強みです(S PRO 24-70mmとの比較)。

1本で済ませる:高倍率ズーム

LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.:旅行を400g台で

28mmから200mmまで、7倍のズームを約413gに収めたレンズです。フルサイズ用の高倍率ズームとしては際立って軽く、S5IIと合わせても1.2kgを切ります。最短0.14mまで寄れて最大0.5倍の接写もできるので、旅先の料理や花も1本で撮れます。望遠側はF7.1まで暗くなるので、夕方や室内では単焦点を1本足すと安心です。もう少し広く、長く撮りたいなら、SIGMA 20-200mm F3.5-6.3 DG(約550g)という選択肢もあります。

広角:14mmから

LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3:驚くほど軽い広角ズーム

18mmから40mmまでのズームを、約155gに収めたレンズです。S5IIに付けても900gを切り、広角ズームを付けているとは思えない身軽さです。18mmの広さは、腕を伸ばした自撮りや狭い室内でも背景を大きく入れられます。最短0.15mまで寄れます。開放F値は暗めですが、日中の風景やスナップ、ボディ内補正を生かした動画なら困りません。

LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO:14mmまで広く、寄れる

14mmから始まる超広角ズームで、約345gです。広角ズームとしては珍しく最大0.5倍まで寄れるので、足元の花や小物に近づき、背景を広く入れる広角らしい写真が撮れます。14mmの広さは、狭い室内や高い建物、目の前に広がる風景で差が出ます。

SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary:F2.8の広角を軽く

F2.8通しの広角ズームで、約450gです。星空や夜景、暗い室内の動画では、F2.8の明るさが効きます。SIGMA 28-70mm F2.8と組み合わせれば、16mmから70mmまでをF2.8の2本でまかなえます。

単焦点:F1.8シリーズを中心に

LUMIX S 50mm F1.8:最初の単焦点

約300gの標準単焦点で、S5IIのダブルレンズキットにも含まれるレンズです。F1.8で背景を大きくぼかせて、キットの20-60mm(望遠端F5.6)より3段以上明るくなります。人物、テーブルフォト、夜の街まで、1本持っておくと撮れる写真の幅が広がります。さらに明るさを求めるなら、S PRO 50mm F1.4との違いを比較ページで確かめてください。

LUMIX S 35mm F1.8:日常と動画の標準に

約295gの35mm単焦点です。見た目に近い少し広めの画角で、街歩きや旅先の記録、室内での動画にちょうどよい広さです。F1.8シリーズの1本なので、50mmや85mmと大きさとフィルター径がそろっています。より広い画角がほしいなら、同じシリーズの24mm F1.818mm F1.8もあります。

LUMIX S 85mm F1.8:軽い人物用

約355gと軽い85mmです。人物の上半身を背景ごと大きくぼかせる画角で、F1.4の大口径85mmの半分ほどの重さで持ち歩けます。F1.8シリーズの中望遠として、インタビュー動画などにも使いやすい1本です。

SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art:開放からの解像で選ぶなら

いちばんの特長は、開放F1.4からの解像です。色のにじみ(軸上色収差)が抑えられ、ピントの合った面は鋭いまま、大きなボケとの対比で人物が際立ちます。11枚の絞り羽根で、背景に水面のきらめきや電飾を入れても柔らかく丸くぼけます。AFは速く静かで、顔や瞳を確実に追います。約630gと、大口径ながら普段から持ち歩ける大きさです(85mm F1.2との比較)。

LUMIX S 40mm F2:付けっぱなしの小さな1本

約144gの小さな単焦点です。S5IIと合わせても900gを切り、フルサイズを気軽に持ち出せます。40mmは標準より少し広く、街歩きや旅先のスナップにちょうどよい画角です。

望遠:300mmと500mm

LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.:望遠と接写を1本で

300mmまで届く望遠ズームで、約790gです。最短0.54mまで寄れて最大0.5倍の接写ができるので、運動会から花や昆虫の撮影まで1本でこなせます。O.I.S.付きで、ボディの補正と協調して働きます。

LUMIX S 100-500mm F5-7.1:飛行機・野鳥に

100mmから500mmまでを約1,285gに収めた、純正の超望遠ズームです。テレコンバーターにも対応し、飛行機や野鳥、スポーツで遠くの被写体を大きく写せます。S5IIと合わせると2kgを超えるので、長く構えるなら一脚があると楽になります。70-300mmとの違いは比較ページをどうぞ。

マクロ:等倍で寄る

LUMIX S 100mm F2.8 MACRO:軽い等倍マクロ

等倍まで寄れる100mmのマクロレンズを、約298gに収めたレンズです。100mmのマクロとしては際立って軽く、花や小物、昆虫の撮影に気軽に持ち出せます。中望遠の単焦点として、人物にも使えます。

組み合わせ例(S5II本体込みの重さ)

目的レンズ合計の重さ
いちばん身軽にLUMIX S 40mm F2約884g
キットのままLUMIX S 20-60mm約1,090g
旅行を1本でLUMIX S 28-200mm約1,153g
ダブルレンズキットLUMIX S 20-60mm + S 50mm F1.8約1,390g
F2.8で広角から標準SIGMA 16-28mm F2.8 + SIGMA 28-70mm F2.8約1,660g
動画の単焦点3本LUMIX S 24mm + 50mm + 85mm(F1.8)約1,705g

おすすめは「ダブルレンズキット」の組み合わせです。20mmの広角から、50mm F1.8のボケまでを2本でまかなえます。旅行で荷物を減らしたいなら、28-200mm 1本に置き換えると、1.2kgを切る重さで7倍のズームが使えます。

よくある質問

S5IIとS5IIX、レンズ選びは変わりますか

付けられるレンズは同じです。S5IIXは外付けSSDへの記録など、動画の記録方法が広がったモデルで、ボディの大きさと重さは同じです(2機種の比較)。

SIGMAのレンズは問題なく使えますか

SIGMAのLマウント用レンズは、LUMIXのボディにそのまま付けて使えます。純正とSIGMAで同じような焦点距離のレンズがあるときは、重さ、明るさ、価格を比べて選ぶとよいでしょう。

ほかのフルサイズ機と比べて、レンズ選びで有利な点はありますか

純正とSIGMAの2系統から選べるので、同じ焦点距離でも重さや価格の違うレンズを選びやすい点です。一方、超望遠の選択肢はキヤノンやソニーほど多くありません。飛行機や野鳥が中心なら、使いたい望遠レンズがあるかを先に確かめてください(EOS R6 Mark IIとの比較)。