おすすめFILE 054

Z5IICにおすすめのレンズ:ファインダーのないフルサイズに合う軽い1本

本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

Z5IICは、2026年10月23日に発売されるニコンのフルサイズ機です。2450万画素のセンサー、5軸のボディ内手ブレ補正(イメージセンサーシフト方式)、メカシャッターで15コマ/秒の連写、N-Logでの10bit記録。本体は約620gで、電子ビューファインダーを持たず、背面のバリアングルモニターで構えるのがいちばんの特徴です。

同じ2450万画素のZ5IIから、ファインダーのでっぱりをなくして高さを20mm下げ、80g軽くした形です。構え方が変わるので、合わせるレンズの考え方も変わります。この記事では「小ささを保つ」ことを軸に用途別に選びました。仕様の数値はメーカーの公表値です。

結論:目的別の1本

やりたいこと選ぶレンズ質量特徴
いちばん小さくNIKKOR Z 26mm f/2.8125g薄いパンケーキ
キットの標準NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3195g沈胴式で小さい
1本で広く使うNIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1350g0.5倍まで寄れる
明るい標準ズームNIKKOR Z 28-75mm f/2.8565gF2.8通し
旅行に1本NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR570g200mmまで

最初の1本は、軽さと焦点域のつり合いがいいZ 24-105mm f/4-7.1。とにかく小さく持ち歩くならZ 26mm f/2.8かZ 24-50mmです。

Z5IICでレンズを選ぶ前に知っておきたいこと

ファインダーがないぶん、重さの上限が早く来る

背面モニターを見ながら腕を前に出して構えるので、重いレンズほど手ブレも疲れも増えます。目安として、600g前後から「重い」と感じ始めます。この記事で軽い順に並べたのはそのためです。1kgを超える大三元ズームや超望遠を常用したいなら、ファインダーのあるZ5IIやZ6IIIのほうが素直です(Z5IIとの比較)。

5軸の手ブレ補正があるので、VRなしのレンズも選べる

Z5IICはイメージセンサーシフト方式の5軸補正を積んでいます(段数は公表されていません)。レンズ名にVRが付かない単焦点でも手持ちで撮れるので、軽い単焦点を気兼ねなく選べます。VR付きのズームでは、レンズとボディの補正が一緒に働きます(手ブレ補正の「段数」とは)。

動画も撮るなら、静かで軽いレンズを

N-Logでの10bit記録に対応しているので、色を後から作り込めます。手持ちやジンバルで撮るなら、軽さがそのまま画の安定につながります。Zマウントの小型単焦点は125〜260gに収まるものが多く、ジンバルに載せ替えてもバランスの取り直しが少なくて済みます。

標準ズーム:どれを基準にするか

NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1:迷ったらこれ

約350gで、24mmから105mmまでをカバーします。最短0.2mまで寄れて最大0.5倍と、ハーフマクロに近い寄り方ができるのが便利です。Z5IICと合わせて970g。望遠端はF7.1と暗いので、夕方以降は明るい単焦点に持ち替える前提で考えてください。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3:195gの沈胴ズーム

使わないときは縮む沈胴式で、約195g。Z5IICに付けても815gと、フルサイズとは思えない軽さになります。50mmまでと焦点域は短いので、寄れない場面では足で近づく前提です。小さく持ち歩くことを最優先するならこの1本です。

NIKKOR Z 28-75mm f/2.8:F2.8を565gで

ズーム全域F2.8で約565g。Z5IICで使える明るいズームとしては、重さと写りのつり合いがいちばんいい選択です。最短0.19mまで寄れます。合計1,185gになるので、腕を伸ばして構える姿勢では「重い」と感じ始める境目あたりです。

NIKKOR Z 24-70mm f/4 S:写りを優先

約500gの沈胴式で、Sラインらしく四隅まで安定した解像です。F4通しで、24-105mmより1段以上明るい場面が多くなります。小ささと写りのどちらも譲りたくないときの選択肢です。

1本で旅行も望遠も

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR:570gで200mmまで

24mmから200mmまでを1本でまかなえて、VR付き。旅行でレンズを替えたくない日に向きます。Z5IICと合わせて1,190g。背面モニターで200mmを狙うときは、脇を締めて肘を体につけると安定します。

NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR:400mmまで伸ばすなら

28mmから400mmまでという守備範囲を約725gで実現したズームです。運動会や動物園のように、広い画と遠い被写体が交互に来る場面で強みが出ます。ただしZ5IICと合わせると1.3kgを超え、ファインダーなしで長時間振り回すには重い部類です。望遠が主目的なら、ファインダーのある機種を選ぶほうが結果は安定します。

単焦点:小ささを保ったままぼかす

NIKKOR Z 26mm f/2.8:125gのパンケーキ

厚みが親指ほどしかない薄型レンズで、約125g。Z5IICに付けて745gと、フルサイズのシステムとしては最小の組み合わせになります。26mmは広すぎず狭すぎず、街のスナップから室内まで扱えます。上着のポケットに入れて持ち出せるのが強みです。

NIKKOR Z 40mm f/2:170gの標準

約170gで、40mmは標準より少し広い画角です。F2の明るさがあるので夜も撮れて、価格も手に取りやすい1本。Z5IICと合わせて790gです。26mmと40mmの2本で回す、という組み方もこのカメラらしい使い方です。

NIKKOR Z 50mm f/1.8 S:Sラインの明るい標準

約415gで、開放から四隅まで解像するSラインの単焦点です。F1.8の明るさで背景が大きくぼけ、人物にも向きます。軽さでは40mm f/2に譲りますが、写りを優先するならこちらです。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8:260gの等倍マクロ

等倍(1.0倍)まで寄れるマクロレンズで、約260g。50mmの標準レンズとしても使えるので、花や小物を撮る機会が多いなら1本で二役をこなせます。マクロは重いという常識から外れた軽さで、Z5IICの小ささを損ないません。

NIKKOR Z 35mm f/1.4:夜に強い広角単焦点

F1.4の明るさで約415g。開放では背景が大きくぼけ、絞れば風景にも使えます。夜のスナップや室内の人物で、ISOを上げずに済むのが利点です。

組み合わせ例(Z5IIC本体込みの重さ)

目的レンズ合計の重さ
いちばん小さくZ 26mm f/2.8約745g
身軽なスナップZ 40mm f/2約790g
キットの標準Z 24-50mm f/4-6.3約815g
標準の基本形Z 24-105mm f/4-7.1約970g
旅行に1本Z 24-200mm VR約1,190g

おすすめは「Z 24-50mm + Z 40mm f/2」の2本です。合計985gで、昼の広い画と、夜に強い明るい1本がそろいます。

よくある質問

Z5IIとZ5IIC、レンズ選びは変わりますか

マウントも画素数も同じなので、付けられるレンズは変わりません。違うのは構え方です。ファインダーのあるZ5II(約700g)なら、1kgを超えるレンズでも顔に当てて支えられます。Z5IICで重い望遠を常用するのは、正直おすすめしません(2機種の比較)。

LUMIX S9とはどう違いますか

どちらもファインダーのないフルサイズ機ですが、マウントが違うのでレンズは別々にそろえることになります。Z5IICは連写が15コマ/秒、バッファも深く、動きものに寄った設計です(2機種の比較、S9のレンズ選び)。

APS-C(DX)用のレンズは使えますか

付きますが、自動でクロップされて約1,000万画素相当になります。DXレンズは軽いものが多いので一見相性がよさそうですが、フルサイズの画素を捨てることになります。常用するならフルサイズ用を選んでください。

一眼レフ用のFマウントレンズは使えますか

マウントアダプター(FTZ II)を使えば、AF-SやAF-PのFマウントレンズをAFで使えます。ただしアダプターのぶん重心が前に出るので、ファインダーのないZ5IICでは構えにくくなります。小さく使いたいなら、Zマウントの軽いレンズでそろえるほうが素直です。

ファインダーがないと、望遠は難しいですか

難しくなります。腕を伸ばした姿勢では望遠の揺れを抑えにくく、晴天の屋外ではモニターも見づらくなります。200mmまでなら工夫で撮れますが、飛行機や野鳥のように遠くを狙うなら、ファインダー付きの機種のほうが確実です(飛行機撮影のレンズは何ミリ必要?)。