結論:どちらを選ぶか
数値の上ではZ6IIIが優勢です。Z6IIを選ぶ理由は、価格の差と入手のしやすさになります。
Z6III が有利な点
- より速いシャッターが切れる(1/16000秒/1/8000秒)。明るいレンズを開放で使いやすい
- 動画の記録サイズが大きい(5376×3024/3840×2160)
- 背面モニターが自由に動く(相手は上下に動く)。低い位置や自撮りで効く
- ファインダーが高精細(576万ドット/369万ドット)
Z6II が有利な点
- 数値の上で目立つ差はありません。
それぞれの特徴
Z6III
Nikonのフルサイズカメラ(Zマウント)です。有効画素数は約2450万画素、連写は最高20コマ/秒、動画は5376×3024まで記録できます。質量は約760gです。
世界初だとNikonが説明する「部分積層型CMOSセンサー」を積んだ機種です。最大約120コマ/秒のプリキャプチャー、動きを途切れずに表示するEVFが速さの中心。そのEVFは4000cd/m²・576万ドットで、ミラーレスでいちばん明るいとしています。動画は12bitの6K RAWと10bitの5.4K ProRes 422に対応し、フルHD 240pのスロー撮影もできます。
- RAWで1000枚続けて撮れる。フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 質量760gは、フルサイズのカメラの中では重い部類。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| Z6III | Z6II | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 576万ドット ✓ | 369万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.8倍 | 0.8倍 |
| 背面モニター | バリアングル式8cm/3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) |
| モニター解像度 | 210万ドット | 210万ドット |
| 記録メディア | CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード、SDHCメ… | CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード、SDHCメ… |
| 撮影可能枚数 | 410枚 | 450枚 ✓ |
| 幅 | 138.5mm | 134mm ✓ |
| 高さ | 101.5mm | 100.5mm |
| 奥行き | 74mm | 69.5mm ✓ |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 760g | 705g ✓ |
Z6IIのほうが55g軽く、外形寸法の差は最大でも4.5mmです。
性能
| Z6III | Z6II | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー寸法 | 35.9×23.9mm | 35.9×23.9mm |
| センサー形式 | CMOSセンサー | CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 2450万画素 | 2450万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 64000 | ISO 100 - 51200 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 204800 | ISO 50 - 204800 |
| AF方式 | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) |
| フォーカスポイント数 | 273点 | 273点 |
| 低輝度限界 | -10EV ✓ | -4.5EV |
| 連写(メカシャッター) | 14コマ/秒 | 14コマ/秒 |
| 連写(電子シャッター) | 20コマ/秒 | — |
| 連続撮影可能枚数(RAW)※測り方が違うため優劣なし | 1000枚 | — |
| 最高シャッター速度 | 1/16000秒 | 1/8000秒 |
| 最高記録画質 | 5376×3024 | 3840×2160 |
| Log記録 | N-Log | N-Log |
| 記録色深度 | 10bit | — |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- Z6III:2024年7月12日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- Z6II:2020年11月6日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)