結論:どちらを選ぶか
数値の上ではXF16-55mmF2.8 R LM WR IIが優勢です。XF16-55mmF2.8 R LM WRを選ぶ理由は、価格の差と入手のしやすさになります。
XF16-55mmF2.8 R LM WR II が有利な点
- 軽い(410g/655g、差は245g)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.21倍/0.16倍)
- 絞り羽根が多い(11枚/9枚)
XF16-55mmF2.8 R LM WR が有利な点
- 数値の上で目立つ差はありません。
それぞれの特徴
XF16-55mmF2.8 R LM WR II
FUJIFILMのXマウント用16-55mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.3m。全長約95mm、質量約410gです。
同じ大口径標準ズームを9年ぶりに作り直した2代目で、小型軽量化が最大の変更点です。FUJIFILMは質量で約37%、体積で約38%減らし、全長を11mm短くしたとしています。EDレンズを1枚足して周辺の解像感を上げ、後ボケの輪帯模様も減らしたとのこと。動画での使いやすさも意識した設計です。
- 開放F2.8は、APS-Cの標準ズームの中では明るいほう。
XF16-55mmF2.8 R LM WR
FUJIFILMのXマウント用16-55mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.3m。全長約106mm、質量約655gです。
Xマウントの大口径標準ズーム(レッドバッジ)の初代です。FUJIFILMは、便利さのための機能を足さず画質に振った設計だとしていて、12群17枚に非球面3枚と異常分散ガラス3枚、円形9枚絞りを採用しています。AFはリニアモーターで最速0.02秒。防塵防滴に対応しますが、手ブレ補正は入っていません。
- 開放F2.8は、APS-Cの標準ズームの中では明るいほう。
- 質量655gは、APS-Cの標準ズームの中では重いほう。
- 最大撮影倍率0.16倍は、APS-Cの標準ズームの中では小さめ。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| XF16-55mmF2.8 R LM WR II | XF16-55mmF2.8 R LM WR | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 72mm | 77mm |
| 最大径 | 78.3mm ✓ | 83.3mm |
| 全長 | 95mm ✓ | 106mm |
| 質量 | 410g ✓ | 655g |
XF16-55mmF2.8 R LM WR IIのほうが245g軽く。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(72mm/77mm)。
性能
| XF16-55mmF2.8 R LM WR II | XF16-55mmF2.8 R LM WR | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | APS-C | APS-C |
| 焦点距離(広角端) | 16mm | 16mm |
| 焦点距離(望遠端) | 55mm | 55mm |
| 開放F値(広角端) | F2.8 | F2.8 |
| 開放F値(望遠端) | F2.8 | F2.8 |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 16枚 | 17枚 |
| レンズ構成(群) | 11群 | 12群 |
| 絞り羽根 | 11枚 ✓ | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.3m | 0.3m |
| 最大撮影倍率 | 0.21倍 ✓ | 0.16倍 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- XF16-55mmF2.8 R LM WR II:2024年12月20日発売/FUJIFILM公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- XF16-55mmF2.8 R LM WR:発売日は未確認/FUJIFILM公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)