結論:どちらを選ぶか
背景を大きくぼかしたい、小物や花を大きく写したいならNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II、遠くの被写体を大きく写したいならNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sという分かれ方になります。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II が有利な点
- 広角側が明るい(F2.8/F4)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 望遠側が明るい(F2.8/F4)
- より近くまで寄れる(0.24m/0.35m)
- 絞り羽根が多い(11枚/9枚)
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S が有利な点
- より遠くを大きく写せる(120mm/70mmまで)
それぞれの特徴
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II
NikonのZマウント用24-70mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.24m。全長約142mm、質量約675gです。
F2.8通しの標準ズームとしてはクラス世界初というインターナルズーム機構を採用し、ズームしても全長が約142mmのまま変わりません。Nikonは同クラスで世界最軽量とも説明しています。AFはニコン史上最速・最高精度としていて、動作音は従来のレンズ比で約50%減。動画での使いやすさも前面に出しています。
- 開放F2.8は、フルサイズの標準ズームの中では明るいほう。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
NikonのZマウント用24-120mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.35m。全長約118mm、質量約630gです。
24mmから120mmまでをF4通しでカバーするS-Lineの標準ズームです。Nikonは、ズームしても開放F値が変わらないので露出が動かないこと、望遠端まで明るいので背景をぼかしやすいことを挙げています。斜めの光に効くナノクリスタルコートと、垂直に入る光に効くアルネオコートを併用してゴーストやフレアを抑えています。
- 望遠端120mmは、フルサイズの標準ズームの中では長いほう。
- 最大撮影倍率0.39倍は、フルサイズの標準ズームの中では大きいほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II | NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 77mm | 77mm |
| 最大径 | 84mm | 84mm |
| 全長 | 142mm | 118mm ✓ |
| 質量 | 675g | 630g ✓ |
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sのほうが45g軽く、全長も24mm短い。
性能
| NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II | NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 24mm | 24mm |
| 焦点距離(望遠端) | 70mm | 120mm ✓ |
| 開放F値(広角端) | F2.8 ✓ | F4 |
| 開放F値(望遠端) | F2.8 ✓ | F4 |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 14枚 | 16枚 |
| レンズ構成(群) | 10群 | 13群 |
| 絞り羽根 | 11枚 ✓ | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.24m ✓ | 0.35m |
| 最大撮影倍率 | 0.32倍 | 0.39倍 ✓ |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II:2025年9月26日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 S:2022年1月28日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)