結論:どちらを選ぶか
遠くの被写体を大きく写したい、小物や花を大きく写したいならNIKKOR Z 24-120mm f/4 S、毎日持ち歩く・旅行に持っていくならNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sという分かれ方になります。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S が有利な点
- より遠くを大きく写せる(120mm/70mmまで)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.39倍/0.3倍)
- 絞り羽根が多い(9枚/7枚)
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S が有利な点
- 軽い(500g/630g、差は130g)
- 短い(88.5mm/118mm)
それぞれの特徴
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
NikonのZマウント用24-120mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.35m。全長約118mm、質量約630gです。
24mmから120mmまでをF4通しでカバーするS-Lineの標準ズームです。Nikonは、ズームしても開放F値が変わらないので露出が動かないこと、望遠端まで明るいので背景をぼかしやすいことを挙げています。斜めの光に効くナノクリスタルコートと、垂直に入る光に効くアルネオコートを併用してゴーストやフレアを抑えています。
- 望遠端120mmは、フルサイズの標準ズームの中では長いほう。
- 最大撮影倍率0.39倍は、フルサイズの標準ズームの中では大きいほう。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
NikonのZマウント用24-70mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.3m。全長約88.5mm、質量約500gです。
Zマウントの標準ズームとして、S-Lineでいちばん手に取りやすい一本です。ED非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚、非球面レンズ3枚を使い、絞り開放から周辺までシャープに写るとしています。ズーム全域で最短撮影距離0.3mと寄れるのも特長です。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 77mm | 72mm |
| 最大径 | 84mm | 77.5mm ✓ |
| 全長 | 118mm | 88.5mm ✓ |
| 質量 | 630g | 500g ✓ |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sのほうが130g軽く、全長も29.5mm短い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(77mm/72mm)。
性能
| NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 24mm | 24mm |
| 焦点距離(望遠端) | 120mm ✓ | 70mm |
| 開放F値(広角端) | F4 | F4 |
| 開放F値(望遠端) | F4 | F4 |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 16枚 | 14枚 |
| レンズ構成(群) | 13群 | 11群 |
| 絞り羽根 | 9枚 ✓ | 7枚 |
| 最短撮影距離 | 0.35m | 0.3m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.39倍 ✓ | 0.3倍 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 S:2022年1月28日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- NIKKOR Z 24-70mm f/4 S:2018年9月28日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)