結論:どちらを選ぶか
背景を大きくぼかしたい、手持ちで遅いシャッターを使うならNIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S、持ち運びの負担を少しでも減らしたい、小物や花を大きく写したいならNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sという分かれ方になります。
NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S が有利な点
- 広角側が明るい(F2.8/F4.5)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 手ブレ補正が強い(6.5段/5.5段)
- 望遠側が明るい(F2.8/F5.6)
- ズーム全域で開放F値が変わらない
- テレコンバーターを内蔵(1.4倍)
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S が有利な点
- 軽い(1435g/2735g、差は1300g)
- より遠くを大きく写せる(400mm/300mmまで)
- より近くまで寄れる(0.75m/0.98m)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.38倍/0.18倍)
- 短い焦点距離から使える(100mm/120mmから)
- 短い(222mm/353.5mm)
- フィルター径が小さい(77mm/112mm)。フィルター代を抑えやすい
それぞれの特徴
NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S
NikonのZマウント用120-300mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.98m、手ブレ補正は6.5段。全長約353.5mm、質量約2735gです。
- 開放F2.8は、フルサイズの超望遠ズームの中では明るいほう。
- 望遠端300mmは、フルサイズの超望遠ズームの中では短め。
- 質量2735gは、フルサイズの超望遠ズームの中では重いほう。
- 最大撮影倍率0.18倍は、フルサイズの超望遠ズームの中では小さめ。
- テレコンバーターを内蔵(1.4倍)。
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
NikonのZマウント用100-400mmズームレンズです。開放F値はF4.5〜F5.6、最短撮影距離は0.75m、手ブレ補正は5.5段。全長約222mm、質量約1435gです。
NIKKOR Zとして初めての超望遠ズームで、S-Lineに属します。Nikonは、遠くの野鳥から花や昆虫の接写まで1本でこなせることを挙げています。別売のテレコンバーターTC-1.4x/TC-2.0xを付ければ560mm/800mmまで伸ばせます。Z9の9種類の被写体検出と組み合わせたときの性能も説明に含めています。
- 最大撮影倍率0.38倍は、フルサイズの超望遠ズームの中では大きいほう。
- 開放F4.5は、フルサイズの超望遠ズームの中では明るいほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S | NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 112mm | 77mm |
| 最大径 | 128mm | 98mm ✓ |
| 全長 | 353.5mm | 222mm ✓ |
| 質量 | 2735g | 1435g ✓ |
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sのほうが1300g軽く、全長も131.5mm短い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(112mm/77mm)。
質量はメーカーの公表値です。三脚座を含むかどうかなど、測り方の条件はメーカーによって違うことがあります。
性能
| NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S | NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 120mm | 100mm |
| 焦点距離(望遠端) | 300mm | 400mm ✓ |
| 開放F値(広角端) | F2.8 ✓ | F4.5 |
| 開放F値(望遠端) | F2.8 ✓ | F5.6 |
| 最小絞り | F22-32 | F32-40 |
| レンズ構成(枚) | 30枚 | 25枚 |
| レンズ構成(群) | 24群 | 20群 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.98m | 0.75m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.18倍 | 0.38倍 ✓ |
| 手ブレ補正 | 6.5段 ✓ | 5.5段 |
| テレコンバーター | 内蔵(1.4倍) | — |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- NIKKOR Z 120-300mm f/2.8 TC VR S:2026年11月13日発売予定/Nikon公式の製品情報(2026-10-30 確認)
- NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S:2022年2月4日発売/Nikon公式の製品情報(2026-10-19 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
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