結論:どちらを選ぶか
充電できない場所で一日撮る、明るいレンズを昼間に開放で使うならEOS R1、風景や物撮りで細部まで残したい、毎日持ち歩く・旅行に持っていくならEOS R5 Mark IIという分かれ方になります。
EOS R1 が有利な点
- 1回の充電で撮れる枚数が多い(1330枚/630枚)
- より速いシャッターが切れる(1/64000秒/1/32000秒)。明るいレンズを開放で使いやすい
- 常用ISOの上限が高い(ISO102400/ISO51200)
- ファインダーが高精細(944万ドット/576万ドット)
- ファインダーが大きく見える(0.9倍/0.76倍)
- カードスロットが2つあり、同時に書き込んで保険をかけられる
EOS R5 Mark II が有利な点
- 画素数が多い(4500万画素/2420万画素)。大きく伸ばす、あとから切り出す余地がある
- 軽い(746g/1115g、差は369g)
- ボディが小さい(138.5×101.2×93.5mm/157.6×149.5×87.3mm)
それぞれの特徴
EOS R1
Canonのフルサイズカメラ(RFマウント)です。有効画素数は約2420万画素、連写は最高40コマ/秒。質量は約1115gです。
Canonがフラッグシップと位置づける機種です。動く被写体を追うことを前面に出していて、電子シャッターでの40コマ/秒、連写中も画面が途切れないブラックアウトフリー表示、シャッターを押す前の最大20コマまでさかのぼって記録できるプリ連続撮影を挙げています。ファインダーは0.64型・約944万ドット・倍率0.9倍で、EOSでいちばん見やすいものだとしています。
- 1回の充電で1330枚。フルサイズのカメラの中では持つほう。
- ファインダーは944万ドットで、フルサイズのカメラの中では高精細。
- 連写は最高40コマ/秒で、フルサイズのカメラの中では速い部類。
- RAWで1000枚続けて撮れる。フルサイズのカメラの中では多い部類。
- カードスロットが2つある。
EOS R5 Mark II
Canonのフルサイズカメラ(RFマウント)です。有効画素数は約4500万画素、連写は最高30コマ/秒。質量は約746gです。
高画素と速さの両立をうたう上位機です。Canonは、約4500万画素のまま電子シャッターで30コマ/秒を出せること、ローリングシャッターの歪みをEOS R5の約40%に抑えたことを挙げています。撮影後の処理も売りにしていて、カメラ内でノイズを減らすニューラルネットワークノイズ低減と、画素数を縦横2倍に拡大するアップスケーリングに対応します。
- 1回の充電で630枚。フルサイズのカメラの中では持つほう。
- 画素数は4500万画素で、フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 質量746gは、フルサイズのカメラの中では重い部類。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| EOS R1 | EOS R5 Mark II | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 944万ドット ✓ | 576万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.9倍 ✓ | 0.76倍 |
| 背面モニター | 3.2型 TFT式カラー液晶モニター | 3.2型 TFT式カラー液晶モニター |
| モニター解像度 | 210万ドット | 210万ドット |
| 記録メディア | カード1:CFexpressメモリーカード / カード2:CFexpressメモリーカ… | カード1:CFexpressメモリーカード |
| 撮影可能枚数 | 1330枚 ✓ | 630枚 |
| 幅 | 157.6mm | 138.5mm ✓ |
| 高さ | 149.5mm | 101.2mm ✓ |
| 奥行き | 87.3mm ✓ | 93.5mm |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 1115g | 746g ✓ |
EOS R5 Mark IIのほうが369g軽く、外形寸法も最大48.3mm違います、一日持ち歩くと差が出ます。
性能
| EOS R1 | EOS R5 Mark II | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー寸法 | 36×24mm | 36×24mm |
| センサー形式 | フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサー | フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 2420万画素 | 4500万画素 ✓ |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 102400 | ISO 100 - 51200 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 409600 | ISO 50 - 102400 |
| AF方式 | デュアルピクセルCMOS AF | デュアルピクセルCMOS AF |
| 測距エリア分割数 | 1053分割 | 1053分割 |
| 低輝度限界 | -7.5EV ✓ | -6.5EV |
| 連写(メカシャッター) | 12コマ/秒 | 12コマ/秒 |
| 連写(電子シャッター) | 40コマ/秒 ✓ | 30コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW)※測り方が違うため優劣なし | 1000枚 | 230枚 |
| 最高シャッター速度 | 1/64000秒 | 1/32000秒 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- EOS R1:2024年11月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- EOS R5 Mark II:2024年8月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)