結論:どちらを選ぶか
手持ちで遅いシャッターを使う、動画も本気で撮るならα7R V、仕事など、失敗できない場面で使うならα7R IV(ILCE-7RM4A)という分かれ方になります。
α7R V が有利な点
- ボディ内手ブレ補正が強い(8段/5.5段)
- 動画の記録サイズが大きい(7680×4320/3840×2160)
- ファインダーが高精細(943.7万ドット/576万ドット)
- ファインダーが大きく見える(0.9倍/0.78倍)
α7R IV(ILCE-7RM4A) が有利な点
- カードスロットが2つあり、同時に書き込んで保険をかけられる
それぞれの特徴
α7R V
Sonyのフルサイズカメラ(Eマウント)です。有効画素数は約6100万画素、連写は最高10コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は8段、動画は7680×4320まで記録できます。質量は約723gです。
6100万画素の高解像機で、Sonyは低感度でα史上最高の解像性能としています。手ブレ補正は5軸8.0段。センサーを動かして16枚を撮り、R・G・Bの情報を正確に集めるピクセルシフトマルチ撮影に対応し、風景のように動きのある被写体でも使えるよう改良したとのこと。AFはAI処理による被写体認識の世代です。
- 画素数は6100万画素で、フルサイズのカメラの中では多い部類。
- ファインダーは943.7万ドットで、フルサイズのカメラの中では高精細。
- RAWで583枚続けて撮れる。フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 連写は最高10コマ/秒で、フルサイズのカメラの中では控えめ。
α7R IV(ILCE-7RM4A)
Sonyのフルサイズカメラ(Eマウント)です。有効画素数は約6100万画素、連写は最高10コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は5.5段、動画は3840×2160まで記録できます。質量は約665gです。
6100万画素の高解像機の4代目です。光学ローパスフィルターを省いて解像を優先し、常用ISOは100-32000。センサー内で14bitに変換した信号を16bitで処理してから14bit RAWで出力する、という説明をしています。手ブレ補正は5軸5.5段。後継のα7R Vより被写体認識とモニターの機構が古い世代です。
- 画素数は6100万画素で、フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 1回の充電で660枚。フルサイズのカメラの中では持つほう。
- 連写は最高10コマ/秒で、フルサイズのカメラの中では控えめ。
- ボディ内手ブレ補正は5.5段で、フルサイズのカメラの中では控えめ。
- カードスロットが2つある。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| α7R V | α7R IV(ILCE-7RM4A) | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 943.7万ドット ✓ | 576万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.9倍 ✓ | 0.78倍 |
| 背面モニター | 3.2型 TFT駆動 | 3.0型 TFT駆動 |
| モニター解像度 | 209.5万ドット | 235.9万ドット ✓ |
| 記録メディア | SLOT1: SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress Type Aカ… | SLOT1:SD(UHS-I、UHS-II対応)カード用スロット / SLOT2:SD… |
| 撮影可能枚数 | 530枚 | 660枚 ✓ |
| 幅 | 131.3mm | 128.9mm |
| 高さ | 96.9mm | 96.4mm |
| 奥行き | 82.4mm | 77.5mm ✓ |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 723g | 665g ✓ |
α7R IV(ILCE-7RM4A)のほうが58g軽く、外形寸法の差は最大でも4.9mmです。
性能
| α7R V | α7R IV(ILCE-7RM4A) | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー寸法 | 35.7×23.8mm | 35.7×23.8mm |
| センサー形式 | Exmor R CMOSセンサー | Exmor R CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 6100万画素 | 6100万画素 |
| ボディ内手ブレ補正 | 8段 ✓ | 5.5段 |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 32000 | ISO 100 - 32000 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 102400 | ISO 50 - 102400 |
| AF方式 | ファストハイブリッドAF | ファストハイブリッドAF |
| フォーカスポイント数 | 693点 ✓ | 567点 |
| 低輝度限界 | -4EV ✓ | -3EV |
| 連写(メカシャッター) | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW) | 583枚 | — |
| 最高シャッター速度 | 1/8000秒 | 1/8000秒 |
| 最高記録画質 | 7680×4320 | 3840×2160 |
| 記録色深度 | 4:2:0 10bit | 4:2:0 8bit |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- α7R V:2022年11月25日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- α7R IV(ILCE-7RM4A):発売日は未確認/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)