結論:どちらを選ぶか
数値の上ではα1 IIが優勢です。Z8を選ぶ理由は、価格の差と入手のしやすさになります。
α1 II が有利な点
- 電子シャッターの連写が速い(30コマ/秒/20コマ/秒)
- 軽い(743g/910g、差は167g)
- 1回の充電で撮れる枚数が多い(520枚/370枚)
- ボディが小さい(136.1×96.9×82.9mm/144×118.5×83mm)
- ファインダーが高精細(943.7万ドット/369万ドット)
- ファインダーが大きく見える(0.9倍/0.8倍)
- カードスロットが2つあり、同時に書き込んで保険をかけられる
Z8 が有利な点
- 数値の上で目立つ差はありません。
それぞれの特徴
α1 II
Sonyのフルサイズカメラ(Eマウント)です。有効画素数は約5010万画素、連写は最高30コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は8.5段、動画は7680×4320まで記録できます。質量は約743gです。
高解像と速さの両方を狙うSonyの最上位機です。5010万画素のメモリー内蔵積層型センサーとBIONZ XRに、被写体認識専用のAIプロセッシングユニットを組み合わせています。人物は骨格や姿勢まで見て認識し、動物・昆虫・乗り物にも対応。シャッターを押す前にさかのぼるプリ撮影、連写中に速度を一時的に上げる連写速度ブーストも備えます。
- ボディ内手ブレ補正は8.5段で、フルサイズのカメラの中では強い部類。
- 画素数は5010万画素で、フルサイズのカメラの中では多い部類。
- ファインダーは943.7万ドットで、フルサイズのカメラの中では高精細。
- 質量743gは、フルサイズのカメラの中では重い部類。
- カードスロットが2つある。
Z8
Nikonのフルサイズカメラ(Zマウント)です。有効画素数は約4571万画素、連写は最高20コマ/秒、動画は7680×4320まで記録できます。質量は約910gです。
Z9の性能を小さいボディに移した位置づけの機種です。Nikonは、縦横4軸チルト式のモニターで姿勢を選ばず構えられること、氷点下でも使える堅牢なボディ、ボディ内とレンズの補正を連動させる「シンクロVR」で最大6.0段の手ブレ補正を挙げています。ファームウェアで機能を足し続けている点も前面に出しています。
- 画素数は4571万画素で、フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 質量910gは、フルサイズのカメラの中では重い部類。
- 1回の充電で370枚。フルサイズのカメラの中では短め。
- RAWで81枚続けて撮れる。フルサイズのカメラの中では少なめ。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| α1 II | Z8 | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 943.7万ドット ✓ | 369万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.9倍 ✓ | 0.8倍 |
| 背面モニター | 3.2型 TFT駆動 | チルト式8cm/3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) |
| モニター解像度 | 209.5万ドット | 210万ドット ✓ |
| 記録メディア | SLOT1: SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress 2.0 Typ… | CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード、SDHCメ… |
| 撮影可能枚数 | 520枚 ✓ | 370枚 |
| 幅 | 136.1mm ✓ | 144mm |
| 高さ | 96.9mm ✓ | 118.5mm |
| 奥行き | 82.9mm | 83mm |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 743g ✓ | 910g |
α1 IIのほうが167g軽く、外形寸法も最大21.6mm違います、一日持ち歩くと差が出ます。
性能
| α1 II | Z8 | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー寸法 | 35.9×24mm | 35.9×23.9mm |
| センサー形式 | Exmor RS CMOSセンサー | CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 5010万画素 ✓ | 4571万画素 |
| ボディ内手ブレ補正 | 8.5段 | — |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 32000 | ISO 64 - 25600 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 102400 | ISO 32 - 102400 |
| AF方式 | ファストハイブリッドAF | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) |
| フォーカスポイント数 | 759点 ✓ | 493点 |
| 低輝度限界 | -4EV | -7EV ✓ |
| 被写体検出 | オート、人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | — |
| 連写(メカシャッター) | 10コマ/秒 | — |
| 連写(電子シャッター) | 30コマ/秒 ✓ | 20コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW)※測り方が違うため優劣なし | 240枚 | 81枚 |
| 最高シャッター速度 | 1/32000秒 | 1/32000秒 |
| 最高記録画質 | 7680×4320 | 7680×4320 |
| 記録色深度 | 4:2:2 10bit | 10bit |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- α1 II:2024年12月13日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- Z8:2023年5月26日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)