結論:どちらを選ぶか
毎日持ち歩く・旅行に持っていくならX-T5、スポーツ・鉄道・飛行機・野鳥など動くものを撮る、動画も本気で撮るならX-H2という分かれ方になります。
X-T5 が有利な点
- 軽い(557g/660g、差は103g)
- ボディが小さい(129.5×91×63.8mm/136.3×92.9×84.6mm)
X-H2 が有利な点
- 連続して撮れる枚数が多い(RAWで202枚/72枚)
- 動画の記録サイズが大きい(7680×4320/6240×3510)
- 背面モニターが自由に動く(相手は上下に動く)。低い位置や自撮りで効く
- ファインダーが高精細(576万ドット/369万ドット)
それぞれの特徴
X-T5
FUJIFILMのAPS-Cカメラ(Xマウント)です。有効画素数は約4020万画素、連写は最高20コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は7段、動画は6240×3510まで記録できます。質量は約557gです。
「小型・軽量・高画質」に戻ったとFUJIFILMが説明する5代目です。4020万画素のX-Trans CMOS 5 HRとX-Processor 5を積みながら、質量は557gで先代より小さく軽くなりました。ISO感度・シャッタースピード・露出補正の3つのダイヤルを天面に並べ、電源を入れる前に設定を確認できる操作系も特長に挙げています。手ブレ補正は5軸・最大7.0段です。
- 1回の充電で740枚。APS-Cのカメラの中では持つほう。
- 画素数は4020万画素で、APS-Cのカメラの中では多い部類。
- ファインダーは369万ドットで、APS-Cのカメラの中では高精細。
- RAWで72枚続けて撮れる。APS-Cのカメラの中では多い部類。
X-H2
FUJIFILMのAPS-Cカメラ(Xマウント)です。有効画素数は約4020万画素、連写は最高20コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は7段、動画は7680×4320まで記録できます。質量は約660gです。
第5世代のXシリーズを「高解像」側に振った機種です。4020万画素の裏面照射型センサーで、静止画に加えて8K動画を撮れるとしています。電子シャッターの最速は1/180000秒、常用ISOの下限は125。センサーを動かして20枚を合成し約1億6千万画素の画像を作るピクセルシフトにも、Xシリーズで初めて対応しました。
- RAWで202枚続けて撮れる。APS-Cのカメラの中では多い部類。
- ファインダーは576万ドットで、APS-Cのカメラの中では高精細。
- 画素数は4020万画素で、APS-Cのカメラの中では多い部類。
- 1回の充電で680枚。APS-Cのカメラの中では持つほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| X-T5 | X-H2 | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 369万ドット | 576万ドット ✓ |
| ファインダー倍率 | 0.8倍 | 0.8倍 |
| 背面モニター | 3.0型3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター | 3.0型バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター |
| モニター解像度 | 184万ドット ✓ | 162万ドット |
| 記録メディア | SD/SDHC/SDXC (UHS-II対応) | CFexpress Type B/SD/SDHC/SDXC (UHS-II対応) |
| 撮影可能枚数 | 740枚 ✓ | 680枚 |
| 幅 | 129.5mm ✓ | 136.3mm |
| 高さ | 91mm ✓ | 92.9mm |
| 奥行き | 63.8mm ✓ | 84.6mm |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 557g ✓ | 660g |
X-T5のほうが103g軽く、外形寸法も最大20.8mm違います。
性能
| X-T5 | X-H2 | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | APS-C | APS-C |
| センサー寸法 | 23.5×15.7mm | 23.5×15.7mm |
| センサー形式 | X-Trans CMOS 5 HR | X-Trans CMOS 5 HR |
| 有効画素数 | 4020万画素 | 4020万画素 |
| ボディ内手ブレ補正 | 7段 | 7段 |
| 常用ISO感度 | ISO 125 - 12800 | ISO 125 - 12800 |
| 拡張ISO感度 | ISO 64 - 51200 | ISO 64 - 51200 |
| AF方式 | インテリジェントハイブリッドAF | インテリジェントハイブリッドAF |
| 測距エリア分割数 | 117分割 | 117分割 |
| 連写(メカシャッター) | 15コマ/秒 | 15コマ/秒 |
| 連写(電子シャッター) | 20コマ/秒 | 20コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW) | 72枚 | 202枚 ✓ |
| 最高シャッター速度 | 1/180000秒 | 1/180000秒 |
| 最高記録画質 | 6240×3510 | 7680×4320 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- X-T5:2022年11月25日発売/FUJIFILM公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- X-H2:2022年9月29日発売/FUJIFILM公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)