結論:どちらを選ぶか
背景を大きくぼかしたいならRF28-70mm F2 L USM、毎日持ち歩く・旅行に持っていく、小物や花を大きく写したいならRF24-70mm F2.8 L IS USMという分かれ方になります。
RF28-70mm F2 L USM が有利な点
- 広角側が明るい(F2/F2.8)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 望遠側が明るい(F2/F2.8)
RF24-70mm F2.8 L IS USM が有利な点
- 軽い(900g/1430g、差は530g)
- より近くまで寄れる(0.21m/0.39m)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.3倍/0.18倍)
- フィルター径が小さい(82mm/95mm)。フィルター代を抑えやすい
それぞれの特徴
RF28-70mm F2 L USM
CanonのRFマウント用28-70mmズームレンズです。開放F値はF2、最短撮影距離は0.39m。全長約139.8mm、質量約1430gです。
28-70mmを通しF2で使える、めずらしい標準ズームです。Canonは、従来ならF2.8より明るく撮るには単焦点を何本も持ち歩く必要があったところを、1本でまかなえる点を前面に出しています。研削非球面レンズやスーパーUDレンズを使い、画面全域で高解像・高コントラストとしています。そのぶん大きく重いレンズです。
- 開放F2は、フルサイズの標準ズームの中では明るいほう。
- 質量1430gは、フルサイズの標準ズームの中では重いほう。
- 最短撮影距離0.39mは、フルサイズの標準ズームの中では寄れないほう。
- 最大撮影倍率0.18倍は、フルサイズの標準ズームの中では小さめ。
RF24-70mm F2.8 L IS USM
CanonのRFマウント用24-70mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.21m。全長約125.7mm、質量約900gです。
RFマウントのF2.8通し標準ズーム、いわゆる大三元の一本です。ガラスモールド非球面レンズ3枚とUDレンズ3枚を含む15群21枚で、ズーム全域の収差を抑えたとしています。手ブレ補正は最大5段。ASCコーティングでフレアやゴーストを減らしています。
- 開放F2.8は、フルサイズの標準ズームの中では明るいほう。
- 質量900gは、フルサイズの標準ズームの中では重いほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| RF28-70mm F2 L USM | RF24-70mm F2.8 L IS USM | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 95mm | 82mm |
| 最大径 | 103.8mm | 88.5mm ✓ |
| 全長 | 139.8mm | 125.7mm ✓ |
| 質量 | 1430g | 900g ✓ |
RF24-70mm F2.8 L IS USMのほうが530g軽く。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(95mm/82mm)。
性能
| RF28-70mm F2 L USM | RF24-70mm F2.8 L IS USM | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 28mm | 24mm |
| 焦点距離(望遠端) | 70mm | 70mm |
| 開放F値(広角端) | F2 ✓ | F2.8 |
| 開放F値(望遠端) | F2 ✓ | F2.8 |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 19枚 | 21枚 |
| レンズ構成(群) | 13群 | 15群 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.39m | 0.21m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.18倍 | 0.3倍 ✓ |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- RF28-70mm F2 L USM:2018年12月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- RF24-70mm F2.8 L IS USM:2019年9月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)