結論:どちらを選ぶか
風景や室内を広く写したいならRF10-20mm F4 L IS STM、被写体に寄って背景まで広く入れたい、1本で画角を変えて撮りたいならRF14-35mm F4 L IS USMという分かれ方になります。
RF10-20mm F4 L IS STM が有利な点
- より広く写せる(10mm/14mmから)
RF14-35mm F4 L IS USM が有利な点
- より近くまで寄れる(0.2m/0.25m)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.38倍/0.12倍)
- 望遠側が長い(35mm/20mmまで)
それぞれの特徴
RF10-20mm F4 L IS STM
CanonのRFマウント用10-20mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.25m。全長約112mm、質量約570gです。
- 最大撮影倍率0.12倍は、フルサイズの広角ズームの中では小さめ。
- 望遠端20mmは、フルサイズの広角ズームの中では短め。
- 質量570gは、フルサイズの広角ズームの中では重いほう。
RF14-35mm F4 L IS USM
CanonのRFマウント用14-35mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.2m。全長約99.8mm、質量約540gです。
F4通しの広角ズームで、広角端はEF16-35mm F4L IS USMより2mm広い14mmです。望遠端の35mmはそのままに、近くにも寄れるようにしたとしています。手ブレ補正はレンズ単体でCIPA基準5.5段、EOS R5との協調制御で約7段。14mmをカバーするレンズとしては初めて光学式手ブレ補正を載せたとしています。
- 最大撮影倍率0.38倍は、フルサイズの広角ズームの中では大きいほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| RF10-20mm F4 L IS STM | RF14-35mm F4 L IS USM | |
|---|---|---|
| フィルター径 | — | 77mm |
| 最大径 | 83.7mm | 83.7mm |
| 全長 | 112mm | 99.8mm ✓ |
| 質量 | 570g | 540g ✓ |
RF14-35mm F4 L IS USMのほうが30g軽い。
性能
| RF10-20mm F4 L IS STM | RF14-35mm F4 L IS USM | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 10mm | 14mm |
| 焦点距離(望遠端) | 20mm | 35mm ✓ |
| 開放F値(広角端) | F4 | F4 |
| 開放F値(望遠端) | F4 | F4 |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 16枚 | 16枚 |
| レンズ構成(群) | 12群 | 12群 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.25m | 0.2m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.12倍 | 0.38倍 ✓ |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- RF10-20mm F4 L IS STM:2023年10月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)
- RF14-35mm F4 L IS USM:2021年9月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)