結論:どちらを選ぶか
数値の上ではNIKKOR Z 17-28mm f/2.8が優勢です。NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを選ぶ理由は、価格の差と入手のしやすさになります。
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 が有利な点
- 広角側が明るい(F2.8/F4)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 望遠側が明るい(F2.8/F4)
- より近くまで寄れる(0.19m/0.28m)
- 絞り羽根が多い(9枚/7枚)
- フィルター径が小さい(67mm/82mm)。フィルター代を抑えやすい
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S が有利な点
- 数値の上で目立つ差はありません。
それぞれの特徴
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8
NikonのZマウント用17-28mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.19m。全長約101mm、質量約450gです。
F2.8通しの超広角ズームを約450gにまとめた一本です。ズームしても全長が変わらないので、手持ちでもジンバルでもバランスが崩れにくいとしています。最短撮影距離0.19mで寄れるのも特長。広角端は14mmではなく17mmですが、そのぶん小さく軽くなっています。
- 開放F2.8は、フルサイズの広角ズームの中では明るいほう。
- 最短撮影距離0.19mは、フルサイズの広角ズームの中では寄れるほう。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
NikonのZマウント用14-30mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.28m。全長約85mm、質量約485gです。
F4通しの超広角ズームで、EDレンズ4枚と非球面レンズ4枚を使った構成です。Nikonは、14mmでも周辺までゆがみが少ないこと、点光源が点のまま写る点像再現性の良さを挙げています。ナノクリスタルコートで逆光時のゴーストとフレアを抑制。F2.8通しのレンズより小さく、フィルターも付けやすい一本です。
- 最大撮影倍率0.16倍は、フルサイズの広角ズームの中では小さめ。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | NIKKOR Z 14-30mm f/4 S | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 67mm | 82mm |
| 最大径 | 75mm ✓ | 89mm |
| 全長 | 101mm | 85mm ✓ |
| 質量 | 450g ✓ | 485g |
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8のほうが35g軽く。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(67mm/82mm)。
性能
| NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | NIKKOR Z 14-30mm f/4 S | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 17mm | 14mm |
| 焦点距離(望遠端) | 28mm | 30mm ✓ |
| 開放F値(広角端) | F2.8 ✓ | F4 |
| 開放F値(望遠端) | F2.8 ✓ | F4 |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 13枚 | 14枚 |
| レンズ構成(群) | 11群 | 12群 |
| 絞り羽根 | 9枚 ✓ | 7枚 |
| 最短撮影距離 | 0.19m ✓ | 0.28m |
| 最大撮影倍率 | 0.19倍 ✓ | 0.16倍 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- NIKKOR Z 17-28mm f/2.8:2022年10月28日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- NIKKOR Z 14-30mm f/4 S:2019年4月19日発売/Nikon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)