結論:どちらを選ぶか
背景を大きくぼかしたいならFE 35mm F1.4 GM、毎日持ち歩く・旅行に持っていくならFE35mmF1.8という分かれ方になります。
FE 35mm F1.4 GM が有利な点
- 開放F値が明るい(F1.4/F1.8)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 絞り羽根が多い(11枚/9枚)
FE35mmF1.8 が有利な点
- 軽い(280g/524g、差は244g)
- 短い(73mm/96mm)
- フィルター径が小さい(55mm/67mm)。フィルター代を抑えやすい
それぞれの特徴
FE 35mm F1.4 GM
SonyのEマウント用35mm単焦点レンズです。開放F値はF1.4、最短撮影距離は0.27m。全長約96mm、質量約524gです。
F1.4の広角単焦点を、約524gと軽くまとめたG Masterです。表面を0.01ミクロン単位で管理する超高度非球面XAレンズ2枚とEDガラス1枚で、点光源のにじみ(サジタルフレア)を抑えたとしています。絞り羽根は11枚で開放付近から円形。最短撮影距離はAFで0.27m、MFなら0.25mまで寄れます。
- 開放F1.4は、フルサイズの広角単焦点の中では明るいほう。
- 最大撮影倍率0.23倍は、フルサイズの広角単焦点の中では大きいほう。
- 質量524gは、フルサイズの広角単焦点の中では重いほう。
FE35mmF1.8
SonyのEマウント用35mm単焦点レンズです。開放F値はF1.8、最短撮影距離は0.22m。全長約73mm、質量約280gです。
- 最大撮影倍率0.24倍は、フルサイズの広角単焦点の中では大きいほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| FE 35mm F1.4 GM | FE35mmF1.8 | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 67mm | 55mm |
| 最大径 | 76mm | 65.6mm ✓ |
| 全長 | 96mm | 73mm ✓ |
| 質量 | 524g | 280g ✓ |
FE35mmF1.8のほうが244g軽く、全長も23mm短い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(67mm/55mm)。
性能
| FE 35mm F1.4 GM | FE35mmF1.8 | |
|---|---|---|
| 種類 | 単焦点 | 単焦点 |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 35mm | 35mm |
| 焦点距離(望遠端) | 35mm | 35mm |
| 開放F値(広角端) | F1.4 ✓ | F1.8 |
| 開放F値(望遠端) | F1.4 ✓ | F1.8 |
| 最小絞り | F16 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 14枚 | 11枚 |
| レンズ構成(群) | 10群 | 9群 |
| 絞り羽根 | 11枚 ✓ | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.27m | 0.22m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.23倍 | 0.24倍 ✓ |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- FE 35mm F1.4 GM:2021年2月12日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- FE35mmF1.8:2019年8月30日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)