結論:どちらを選ぶか
毎日持ち歩く・旅行に持っていくならE PZ 10-20mm F4 G、背景を大きくぼかしたい、小物や花を大きく写したいなら11-20mm F/2.8 Di III-A RXDという分かれ方になります。
E PZ 10-20mm F4 G が有利な点
- 軽い(178g/335g、差は157g)
- 短い(55mm/86.2mm)
TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD が有利な点
- 広角側が明るい(F2.8/F4)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 望遠側が明るい(F2.8/F4)
- より近くまで寄れる(0.15m/0.2m)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.25倍/0.14倍)
それぞれの特徴
E PZ 10-20mm F4 G
SonyのEマウント用10-20mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.2m。全長約55mm、質量約178gです。
APS-C用の超広角パワーズームで、F4通しとしては世界最小・最軽量だとSonyが説明しています。35mm判換算で15-30mm相当、全長55mm。ズームしても全長が変わらない電動インナーズームで、別売のリモコンやシューティンググリップ、スマホアプリから遠隔でズームできます。最短撮影距離はAFで0.2m、MFなら0.13mまで寄れます。
- 質量178gは、APS-Cの広角ズームの中では軽いほう。
- 最大撮影倍率0.14倍は、APS-Cの広角ズームの中では小さめ。
TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD
TAMRONのEマウント用11-20mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.15m。全長約86.2mm、質量約335gです。
APS-C用としては世界初の11-20mm F2.8だとTAMRONが説明する超広角ズームです(同社調べ、2023年4月時点)。広角端11mmでF2.8通し、それでいて小型軽量にまとめた点を挙げています。最短撮影距離は0.15mで、広角のまま被写体に寄れるのも特長。AFはステッピングモーターのRXDで、フィルター径はTAMRONのミラーレス用で共通のφ67mmです。
- 開放F2.8は、APS-Cの広角ズームの中では明るいほう。
- 最短撮影距離0.15mは、APS-Cの広角ズームの中では寄れるほう。
- 最大撮影倍率0.25倍は、APS-Cの広角ズームの中では大きいほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| E PZ 10-20mm F4 G | TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 62mm | 67mm |
| 最大径 | 69.8mm ✓ | 73mm |
| 全長 | 55mm ✓ | 86.2mm |
| 質量 | 178g ✓ | 335g |
E PZ 10-20mm F4 Gのほうが157g軽く、全長も31.2mm短い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(62mm/67mm)。
性能
| E PZ 10-20mm F4 G | TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | APS-C | APS-C |
| 焦点距離(広角端) | 10mm | 11mm |
| 焦点距離(望遠端) | 20mm | 20mm |
| 開放F値(広角端) | F4 | F2.8 ✓ |
| 開放F値(望遠端) | F4 | F2.8 ✓ |
| 最小絞り | F22 | F16 |
| レンズ構成(枚) | 11枚 | 12枚 |
| レンズ構成(群) | 8群 | 10群 |
| 絞り羽根 | 7枚 | 7枚 |
| 最短撮影距離 | 0.2m | 0.15m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.14倍 | 0.25倍 ✓ |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- E PZ 10-20mm F4 G:発売日は未確認/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD:2021年6月24日発売/TAMRON公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)